ここでは「キングダムハーツ3」に登場する「シークレットレポート」について内容を紹介していきます。
かなりのネタバレ要素を含んでおりますので、見たくない人はすぐにページを離れてください。
目次
「シークレットレポート」はクリア後に入手できるぞ!
キングダムハーツ3のゲームクリア後に、出現する物語の謎に迫った秘密のレポートになります。
物語で各キャラクターが発言した謎についてさらにいろいろと悩ませてくれます。
結局キングダムハーツ3では、ダークシーカー編ということで物語最後にも思いっきり次へと繋がる伏線になってるんですよね。
№1|回想
私は生きているの?
目覚めたら牢獄の中にいた。
そして研究者たちがわたしは何者かを調べようとしていた。
私は何者なのか?
思い出せるのは4人の仲間、鍵
名もなき私はXと呼ばれるようになっていた。
ここに来てからの唯一の楽しみは、
時々来てくれる2人の友人との会話。
そんなある日、私を牢獄から連れ出す人が現れた。
薄明りの中、見えた彼の顔は彼の隻眼だった。
数年が経った今も自分が何者かわからないままでいる。
謎が導く心のままに。
作者:著者不明
シークレットレポート№1の入手場所
「オリンポス」ステージの天界の入口にシークレットレポートがあります。

考察

時々来てくれた2人友人 → アクセル、サイクス
隻眼 → シグバール
X → キングダムハーツの中では裏切り者として表現される
Xとは、この場面でアクセルとサイクスが助けたいと言っていた女性のことだと思われる。
№2|承認試験日誌
マスター承認試験に向けひとり世界をめぐる旅を出て、数日が経過した。
エラクゥスも旅に出ることを希望していたが、まず俺からということになった。
書物で見たおとぎ話の世界をめぐる旅。
数年前まで海に囲まれた世界で育ち、外の世界を夢見ていた俺は、未来からの導きによって故郷を旅立った。
そしてマスターの元にたどり着くまでの道中、いくつかの闇とも触れ合った。
闇はコントロールできるようになれば恐れる対象ではない。
あの頃からそう思っている。
おとぎ話の時代から初代マスターの血を継ぐエラクゥス。
その背中を追う存在ではなく、肩を並べる存在でいたい。
彼に対抗する力を得るには、光と闇のバランスから見つけ出せる力を身につけなければ。
作者:ゼノアート
作者:ゼアノート

入手場所はオリンポス
オリンポスステージの「天界の頂上」に№2のレポートがあります。
№3被験者Xと心の実験に関するメモ1
女性、15歳前後、早朝中央広場で発見。
7日が過ぎ、ようやく言葉を発するが
自らの名前も思い出せず記憶喪失
ここがどこの世界かを気にしている様子。
一緒に仲間がいたと思われる言動あり。
仲間の名前も思い出せないようだが、数名で元の世界を離れたらしい。
その時の記憶を探ると拒否反応を起こす。
心に関する実験。
わが師、賢者アンセムは記憶を失っていた私を被験者とした最初の実験以降、
何を恐れ、実験をやめてしまった。
しかし、その実験こそ
わたしと記憶を失った彼女にも有効ではないか?
心を探ることによって記憶に触れることが可能。
私自身、実はその実験によって記憶を取り戻しかけている。
彼女がどこから来た何者か興味深い。
「鍵が導く心のままに・・・」
確かにそうつぶやいた。
by ゼアノート
入手場所は「トワイライトタウン」
トワイライトタウンの「幽霊屋敷」の前で入手できます。

№4|被験者Xと心の実験に関するメモ2
「X」の記憶は相変わらず戻らず、つかみどころのない会話がつづく。
彼女Xの話は、まるでおとぎ話の世界のようだ。
彼女の話を断片的に考察すると、信じがたいことに時間を超えた可能性がある。
だとすれば、彼女の心を見たい衝動が抑えきれない。
最初の実験に際して候補者の中から数名使ってテストをしたが、みんな精神が保てずに壊れてしまった。
彼女は特別な被験者なので、万が一があってはならない。
我が師に多数の被験者を使い、テストを繰り返していたことが知られてしまった。
研究の中止と研究結果の破棄するよう厳しく言い渡された。
それだけではなく、多くの被験者たちの解放と共に彼女も姿を消してしまった。
被験者Xはどこに?
我が師が彼女を隠したのか?
しかしこの実験の中止はしない。
自らの被験者第1号として実験を実行する。
作者:ゼノアート
作者|ゼアノート

自分の好奇心だけで結構ひどいことしてますね。
入手場所は「トイボックス」
「トイボックス」ステージの「キッズスペース」で入手できます。

№5|回想録1
子供だった自分たちにとって、その城は魅力的だった。
中では賢者アンセム様が様々な研究を行い、その恩恵によって人々は平和に過ごしていた。
それだけでも好奇心は充分に駆り立てられたが、閉鎖された塀の向こうには、悪い噂もあった。
夜な夜な人のうめき声のようなものが聞こえる。
危険な人体実験を行っている。
親友のリアと一緒に探索を計画した。
門番の2人は屈強で、研究者も兼任しているとはとても思えないが、その二人の目をかいくぐり城へと忍び込まなければいけなかった。
案の定すぐに見つかって、城の外へ放り出される日々がつづいていた。
やっと侵入が成功した日、城の奥深く長い螺旋階段の下には檻が並び、暗闇が続いていた。
檻の中に誰かいるのかまでは確認できず、呼びかけるわけにもいかない中、確かに感じる気配の恐怖に侵入を後悔していた。
しかし引き返そうとした時、かすかに声がした気がした。
恐る恐る声の方に進むと、薄く射し込む光に照らされた彼女がいた。
作者:サイクス
作者|サイクス

物語終盤でソラとの闘い後、語っていたがサイクスは自分の目的のために13機関に手を貸していた模様。
入手場所|トイボックス
「トイボックス」ステージの「お店の入り口」で入手することができます。
№6|回想録2
光はわずかで彼女の姿は、はっきり確認できなかった。
声を潜めて、会話をしてみたが、彼女は記憶を失っているようだった。
なぜこんな所に閉じ込められているのか?
それすらわからないままだった。
ただ、その子を助けたいと思った。
それからよく城に忍び込もうとしては門番に放り出され、時には侵入に成功して彼女の話し相手になった。
まだ子供だった自分たちがその子のためにできることはそれくらいしかなかった。
そんなことを続けているうちに、その子を助け出そうとリアと決意した。
ともかく助けたい一心でその日は城に忍び込んだ。
それから何度か忍び込んでも少女に二度と会うことはなかった。
彼女は幻だったのか?
リアと正攻法で彼女を捜すことにした。
今日は城の前の門番の正面に立つ。
賢者アンセムの弟子となるために。
作者:サイクス
入手場所|キングダム・オブ・コロナ
塔の上のラプンツェルのステージ「キャンプ」がある場所で入手することができます。

№7|レプリカ計画による人の再生に関しての所見
13機関メンバーの消滅が大きなダメージだったのか、私は人間としての復活からすぐには目覚めなかったようだ。
目覚めてからも少しの間、床に伏したまま、なすべきことを考えていた。
レプリカ計画
13機関時代に用意したレプリカは約20体。
初期から数体は番号もない失敗作だったが、そんな初期ロットから最初の成功例として、
「リク」のレプリカが生まれた。
No.14シオンに至っては、ほぼ人間に等しい状態まで達したが、対面する相手との関係性によってその姿が安定しなかった。
その二人を元に、人間に限りなく近いレプリカを数体作っていたが完成目前で中断。
おそらくゼノアートは、初期ロットを含め、それら後期の未使用のレプリカを利用するだろう。
今日は久しぶりに立ち上がり広場まで歩いてみようとしたが、彼が現れ私に意外な提案をしてきた。
私よりずいぶん若いが、ゼムナスの参謀にまで上り詰めた男。
その提案に同意し再びノーバディとなった。
過去のレプリカ計画を利用するにはその方が都合いい。
すべては償いのため。
作者:ヴィクセン
作者:ヴィクセン

入手場所|キングダム・オブ・コロナ
塔の上のラプンツェルのステージ「丘陵」がある場所で入手することができます。
№8|真13機関の構造
ゼノアートの12の器、本体となる自分を含めそれを真13機関と総称している。
計画のための人数は満たされているため、私とデミックスの二人は補欠扱いとされた。
ゼムナスが率いていた13機関だった数名は私同様に一度人間として復活。
再びノーバディとして機関入りしていたが、相変わらずゼムナスは例外だった。
この時間に存在する本物のゼノアートは老人で、彼が真13機関を率いている。
彼が人間である以上、彼のハートレスとノーバディ、過去に打ち倒され消滅した者たち、そして一番若いゼアノートは、この時間の存在ではないのだ。
彼らは私が過去に作ったプロトタイプを器とし、過去に存在する瞬間を切り取り、その心だけを移している。
ゼアノートは、そのプロトタイプをより人間に近づけるための改良を命じた。
血肉の通った人間の器となるレプリカの完成は、私の償いにも好都合だ。
あとはその器をどうやって彼らに託せばいいのか、考えなくてはならない。
作者:ヴィクセン
デミックスを使ってレプリカを届けさせた

つながりの薄いデミックスを利用して「イェンツォ」にレプリカを届けさせた。
その結果ロクサス復活につながった??

入手場所|モンスターズインクの世界
「モンストロポリス」のステージ「壊れたパイプの先」にある場所で入手することができます。
№9|賢者アンセムのデータ解析に関して1
我が師アンセム様がリクに託したデータにすべて目を通した結論。
ソラ君の心には3つの箱があり、それぞれに3人の心がある状態。
1つはロクサス。もう1つはロクサスと同時期。
もう1つはそれ以前から。
その3つの心は沈黙したまま、ソラくんの心に溶けている。
この心を無理に取り出そうとすれば、かつてソラがハートレス化したように危険が高い。
まずその心を収める器と、その器が目覚めるきっかけが必要になる。
ベストな方法は器となる人間の体に戻すことだが、二人は不明だとしても、ロクサスには人間の体がない。
カイリの心に内包されているだろうナミネも同様。
体があれば、あとはきっかけがあれば、ソラ君の体から心は元の体へと還る。
きっかけは彼らの心に繋がること。
心を完全にデータ化することは不可能であり、欠片程度にしか再構成できない。
やはりソラ君の中にある彼らの心が必須となるが、トワイライトタウンのデータから
彼らの記憶はほぼ完全に再現が可能だろう。
しかし人間の体を持たないロクサスとナミネには、このデータが重要となる。
作者:イェンツォ
師「アンセム」の意志を継ぎ

ロクサスのデータを解析し、レプリカに移行、あとはソラの心の箱にあるロクサスの心がきっかけとともに戻れば・・
入手場所|アナと雪の女王
ステージ「アレンデール」の「迷宮」で入手することができます。

№10|賢者アンセムのデータ解析に関して2
体の代わりとして考えられるのは、レプリカ。
この空の器にトワイライトタウンのデータからロクサスたちのデータを移す。
彼らの記憶から器は彼らの姿を形成し、人間の体と限りなく近い状況を作ることができる。
そして最後の鍵はソラ君の中に眠る本人の心。
彼らの体の誕生に、眠る心を動かすきっかけさえあれば、その心は自ら肉体へと還るのではないだろうか。
レプリカ
人の器として革新的な研究ではあるが、その研究自体はまだ未完成だったはず。
しかも、研究に肝心なエヴェンも失踪してしまった。
ロクサスとナミネ、あと1名のレプリカの用意も必要だと想定した場合、レプリカは合計3体は必要となる。
どちらもかなりの難題ではあるけど、こうして師アンセムのデータを解析していると、子供の頃によく食べていたアイスの味を思い出す。
今は裏切りを後悔するより、2人を再生することで師の本当の心を証明しなければ。
作者:イェンツォ
入手場所|パイレーツオブカリビアン
ステージ「ザ・カリビアン」の海底洞窟を上がった先にある場所で入手することができます。

№11|観察記1
ロストページに書かれたとおりに起きるキーブレード戦争を見届けた。
次にマスターから授かったキーブレードを継承する必要がある。
生き残ったダンデライオンから選出されたユニオンリーダーの5名。
この中の誰かにキーブレードを引き継ぎ、これからその行く末を見なければならない。
しかしユニオンリーダーの選出メンバーに、密かな入れ替えが起きていたようだ。
マスターが選ばなかった想定外のメンバー。
いわばマスターの書いたプログラムにウイルスが侵入したようなもの。
このウイルスがおかしな行動をはじめた。
無謀な脱出を計画し、5人をまた別の世界線へ送り出そうとしている。
そんなことが可能なのか?
キーブレード戦争後、ダンデライオンを別の世界線に移した計画と同じだ。
マスターでもないあの少年たちにそんなことが実行可能だとは思えない。
わざわざ未来から誘い込んだ魔女が鍵を握っているようだ。
ユニオンリーダーに関しては、もっとシンプルな計画だと思っていたが、それすらマスターの意思によるものなのか?
筆者不明
入手場所|ベイマックスの世界
ステージ「サンフランソウキョウ」の線路付近で見つけることができます。

№12|観察記2
キーブレード戦争が起きない世界線であっても平和ではなかった。
マスターや我々弟子が不在になってから、「闇」が現れたのだ。
「闇」の台頭によって世界は再び終焉を迎える。
混乱の中、マスターの指示どおり、ユニオンリーダーの一人にキーブレードを継承した。
そして、犠牲を伴い別の世界線へと送り出された5人。
これでキーブレード使いの血脈は途絶えることはないだろう。
キーブレードを失った自分も、最後の使命を果たすためにこの地を去る。
この体を捨て、心を他の器へと移しつづけるのだ。
そしてこのまま時代を見つめ、先の時代へと進み、いずれ別の世界線へと送り出された5人
数年、数十年、数百年、先の時代で会うことになるだろう。
繰り返される継承の歴史のどこかで、キーブレード戦争を再現する「選ばれし者」が現れる。
その者が「贖罪の鍵」たるキーブレードを手にした時、俺は最後の使命を果たすために再び動き始める。
「ロストマスター」の目覚めだ。
筆者不明
入手場所|ベイマックスの世界
ステージ「サンフランソウキョウ」の銀行前付近で見つけることができます。
№13|観察記3
どうやら今回の体と名前で最後になりそうだ。
いくつもの体と名前を経た自分のことに関してはまた機会があれば、ここでは割愛しておく。
キーブレードは長い時代を経て順調に継承され、ようやく闇に傾倒するキーブレードマスターが誕生しそうだ。
これまで遠くからキーブレードを監視してきたが、俺も舞台に上がる頃合いか。
キーブレードの力を欲し、近づく者を演じればいい。
彼の協力者として、その傍らで我がキーブレードを見守る。
見つめる目。
「マスター・オブ・マスター」から託されたキーブレード。
マスターの目を用いて作られたそのキーブレードを未来へと繋げ、その目を通してマスターは未来を見る。
体を入れ替えながら時代を超え、そのキーブレードを見守るのも俺の使命。
長い時間だ。
途方もなく長い。
いよいよこの時代でキーブレード戦争がはじまり、キングダムハーツが開かれる。
光と闇の衝突によって生み出される真のキングダムハーツ。
かつての仲間たちとの再開はもうすぐ。
それによって俺の使命も結実する。
そして彼の帰還も
筆者不明
入手場所|キーブレードの墓場
キーブレードの墓場ステージの荒野付近で見つけることができます。
